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桃園空港改良計画、第3ターミナル建設など柱


ニュース 運輸 作成日:2010年6月7日_記事番号:T00023209

桃園空港改良計画、第3ターミナル建設など柱

 
 毛治国交通部長は6日、馬英九総統に対し、桃園国際空港に第3旅客ターミナルや3本目の滑走路を増設することを柱とする「台湾桃園国際機場園区綱要計画」を報告した。7日付中国時報が伝えた。
 
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桃園空港で利用者の不満が多いのが荷物カート。馬総統は同空港視察の際、新しい荷物カートの使い心地を自らチェックした(6日=中央社)
 
 同計画は2段階に分けて進められる。第1段階ではまず、第1ターミナルの車道・雨よけ、内装、チェックインカウンターなどの改良工事を来年9月にも着工する。また、既存の滑走路2本の老朽化が激しいことから、全面改修と誘導設備改善を2014年5月までに完了する。

 第2段階では、現在の第2ターミナルそばに第3ターミナル(旅客処理能力・年間4,000万人)を設けるほか、第3滑走路の整備を進める。また、自由貿易港区の範囲を拡大し、オフィスビルなどを建設する。30年に第2、第3ターミナルで年間6,000万人の旅客を処理できるようになった段階で、現在の第1ターミナルを閉鎖し、改築を進める計画だ。

 毛交通部長は「第3ターミナルは、簡素な設備ではなく、多機能なものになる」と述べた。