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太陽電池のデルソーラー、竹南工場でくわ入れ


ニュース その他製造 作成日:2010年6月7日_記事番号:T00023213

太陽電池のデルソーラー、竹南工場でくわ入れ

 
 台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)傘下の太陽電池メーカー、旺能光電(デルソーラー)は4日、新竹科学工業園区(竹科)竹南園区(苗栗県竹南鎮)に建設する新工場のくわ入れ式を行った。総額92億6,000万台湾元(約261億円)を投じ、最終的に竹南園区全体で生産能力を1ギガワット(GW)まで高め、世界有数の太陽電池生産拠点への発展を目指す。量産開始は来年第2四半期の予定。5日付工商時報などが伝えた。

 デルタはグリーンエネルギー事業に注力しており、デルソーラーの竹南工場も米グリーンビルディング協会(USGBC)の「Leadership in Energy and Environment Design(LEED)」や、内政部が定める「EEWH(エコロジー、省エネ、廃棄物抑制、健康の4大指標による基準)」など、環境に配慮した建築物に対する評価制度9つの基準を満たすと強調している。

 同社は急速に生産能力増強を進めており、竹南工場のほか中国江蘇省の呉江工場でも既に量産を開始。台湾最大手の茂迪科技(モーテック・インダストリーズ)を追いかける。