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三洋とシャープ、太陽電池調達拡大で台湾に恩恵


ニュース その他製造 作成日:2010年6月7日_記事番号:T00023215

三洋とシャープ、太陽電池調達拡大で台湾に恩恵

 
 日本の太陽電池大手、三洋電機とシャープが海外からの調達を拡大する構えで、台湾の関連メーカーにとって追い風となりそうだ。5日付経済日報が伝えた。

 三洋電機は台湾の太陽電池メーカーと交渉を進めており、生産委託した製品を自社ブランドで日本国内向けに販売することを計画しているという。2011年3月期に10~30メガワット(MW)、12年3月期に50~100 MWの外部発注を見込む。

 シャープは自社工場で増産を図るほか、外部からの調達拡大を計画している。市場では同社が太陽電池販売量全体の15%に当たる180MW分を外部に発注すると予測している。

 このため、日本メーカーとの関係が良好な昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)、茂迪科技(モーテック・インダストリーズ)、新日光能源(ネオソーラーパワー)、昇陽光電科技(ソーラーテック・エナジー)などは恩恵を受ける可能性が高い。各社とも今後相次いで増産に動き、ジンテックとネオソーラーパワーは、生産能力を年1ギガワット(GW)以上に引き上げる構えだ。