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フォアハウスが増資へ、導光板を増産【図】


ニュース 電子 作成日:2010年6月7日_記事番号:T00023226

フォアハウスが増資へ、導光板を増産【図】

 
 友達光電(AUO)傘下のバックライトモジュール業者、輔祥実業(フォアハウス)の鄭煒順董事長は4日、需要増に対応し、導光板を増産するため、今年と来年に数億台湾元の増資を計画していることを明らかにした。5日付経済日報が伝えた。
 
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 フォアハウスは導光板生産に使う圧板ラインを拡充し、生産能力を30%拡大する構えだ。鄭董事長は「今年下半期は上半期を上回る業績が見込まれる」との見方を示した。 

 フォアハウスは同日の株主総会で、ノートパソコン用バックライトモジュールを手掛ける奈普光電科技(タイワン・ナノ・エレクトロオプティカル・テクノロジー)の合併を決議した。株式交換比率は奈普1.5株に対し、フォアハウス1株。合併期日は9月1日で、フォアハウスが存続会社となる。

 フォアハウスは昨年、AUOの支援で黒字転換を果たし、4月の売上高は月次ベースで過去最高となる21億7,400万元(約61億円)を記録した。同社は現在、台湾と中国江蘇省蘇州市に生産ライン11本を有し、生産能力は5,000トン。