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LED街灯への更新、200億元の商機到来


ニュース 電子 作成日:2010年6月7日_記事番号:T00023229

LED街灯への更新、200億元の商機到来

 
 梁啓源・行政院政務委員は6日、台湾全土で2012年から街灯を段階的に発光ダイオード(LED)式へと切り替える方針を明らかにした。水銀灯80万カ所を優先的に交換するが、全150万カ所をLED街灯に切り替えた場合、200億台湾元(約562億円)を超える商機が生まれる見通しだ。7日付工商時報が伝えた。

 行政院は来年にも澎湖県か新竹県をモデル地域に指定し、LED街灯の導入を進め、明るさなどに問題がないことが実証されれば、12年から台湾全土に普及させる方針だ。街灯の一斉切り替えで、佰鴻工業(ブライトLEDエレクトロニクス)、晶元光電(エピスター)、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)などLED業界各社には大きな恩恵が見込まれる。

 一方、交通信号機70万カ所のLED式への切り替えは既に進められており、遅くとも来年には完了予定だ。信号機の切り替えには3年で12億3,600万元が投じられており、従来式の信号機に比べ85%も節電が可能となる。