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暴力団幹部射殺事件、警官が現場でマージャン


ニュース 社会 作成日:2010年6月8日_記事番号:T00023235

暴力団幹部射殺事件、警官が現場でマージャン

 
 台中市で5月28日夕方に暴力団幹部の翁奇楠氏が射殺された事件で、犯行当時、現場で茶による接待を受けていたという警察官が、実際にはマージャンに興じていたことが7日までに明らかになった。警察側は当初、虚偽の説明をしていたことになり、改めて警察と暴力団の癒着関係が批判を浴びそうだ。8日付聯合報が伝えた。
 
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公開された監視カメラ映像。胡志強・台中市長は「真相はさらに究明が必要だ。公正な機関による調査が望ましい」と語った(7日=中央社)
 
 同事件をめぐっては、犯行当時、現場に居合わせた警察官が何をしていたのか、事実関係が焦点となっていたが、台中市警察局は世論の圧力を受け、現場の監視カメラ映像を公開した。その結果、現場にいた現職警官4人と元警官1人の計5人は、マージャンを打っていたことが明らかになった。また、5月24日から事件当日までに別の警官5人も犯行現場に出入りしていたことが明るみに出た。これで暴力団との不適切な関係が指摘された現職警官は9人となった。

 内政部警政署は7日、既に処分を受けていた現職警官に対する処分内容を引き上げた。