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TSMCの設備稼働率、Q4に8割以下=業界アナリスト


ニュース 電子 作成日:2010年6月8日_記事番号:T00023259

TSMCの設備稼働率、Q4に8割以下=業界アナリスト

 
 アジアの半導体および液晶パネル業界を専門とする産業アナリスト、陸行之氏は、半導体業界は現在、景気サイクルにおける典型的な好況のピーク期にあり、今後は遅かれ早かれ低迷に向かうとの見通しを示した。その上で、ファウンドリーの設備稼働率は第4四半期から低下が始まり、台湾積体電路製造(TSMC)では同期に8割を割り込むと指摘した。8日付時報資訊が伝えた。

 陸氏は、半導体産業では現在稼働率が高く、設備投資も大規模なものとなっており、市場では楽観見通しが大勢を占めているが、景気が下降することは避けられないと指摘。中堅企業の場合、第4四半期稼働率はTSMCを10ポイント以上下回るとの見方を示した。