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百貨店各社、ユニクロ中型店を積極誘致


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年6月9日_記事番号:T00023271

百貨店各社、ユニクロ中型店を積極誘致

 
 カジュアル衣料店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは、今年第3四半期にも台湾1号店となる大型店舗を台北市内に開店するのに続き、来年には面積200坪前後の中型店を百貨店内に展開する予定だ。9日付工商時報が伝えた。

 百貨店側は当初、200坪以上のスペースを割くことに消極的だったが、日本の大手百貨店がユニクロの集客力に着目し、相次いで出店を誘致したことから、台湾の百貨店業界もユニクロ誘致に期待をかけている。

 太平洋崇光百貨(太平洋そごう)は当初、ユニクロ側の申し入れを断っていたが、百貨店業界を取り巻く環境の変化を受け、ユニクロを台北市の復興店、新竹店、高雄店などに誘致する方針を固めた。

 新光三越百貨も台北站前店(台北駅前店)、台北南西店(台北市南京西路)、台中店、台南店など台湾全土17店舗の半数がユニクロに出店スペースを提供する構えだ。遠東百貨(ファーイースタン・デパートメントストアズ)も来年開業する台北県板橋市の大遠百購物中心と台中店へのユニクロ誘致を計画。台北駅そばの京站時尚広場(Qスクエア)も200坪のスペースを準備する構えだ。