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裕隆酷比と三陽工業、6月は10%増収も


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年6月9日_記事番号:T00023274

裕隆酷比と三陽工業、6月は10%増収も

 
 裕隆汽車集団傘下の裕隆酷比汽車、三陽工業(SYM)はともに新車種の受注状況が好調で、6月は前月比10%以上の増収となる見込みだ。9日付工商時報が伝えた。

 裕隆酷比は、中国の吉利汽車(浙江省)との技術提携で開発した低価格車「tobe(酷比)」の第1号モデル「M'car」(排気量1,300cc)が、4月24日の発売以来、予約注文が1日30~40台、先週末までの累計で1,600台余りに達している。

 ただ、製造を担当する三義工場(苗栗県)では、同系列ブランドの「LUXGEN(納智捷)」が今月発売するスポーツ多目的車(SUV)「7SUV」も製造しており、5月の納車予定300~400台に対し、実際は200台未満にとどまった。このため同工場では1日2時間の残業を実施して、6月は「M'car」納車を500台まで引き上げるとしている。

 三陽工業は、ヒュンダイのSUV「ix35」を他社の同クラス車種より1割以上抑えた価格で、5月19日から予約受付を開始した。既に200台以上を受注し、月間1,000台の販売を見込む。また、秘密兵器と目する「ix35」の投入などにより、今年の同社全体の販売台数目標を3割引き上げ、1万台とした。