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マザーボードQ2出荷、前期比20%減も


ニュース 電子 作成日:2010年6月9日_記事番号:T00023282

マザーボードQ2出荷、前期比20%減も

 
 9日付電子時報によると、欧州の信用不安や中国市場の購買意欲低迷を受け、マザーボードメーカーは4~5月の出荷が振るわず、在庫水準が急激に高まる中、第2四半期の出荷はブランド製品で前期比5~20%またはそれ以上の減少に見舞われると予測されている。6~7月は在庫消化が優先目標となりそうだ。またパソコン業界のハイシーズンに当たる第3四半期も、各社は見通しが立たないとして、インテルのチップセット調達を異例の前期比減とするなど部品発注を控える方針だ。

 業界大手メーカーは、華碩電脳(ASUS)は第2四半期、ノートPCや低価格ノートパソコン(ネットブック)の出荷も予想を下回り、最悪で前期比5~10%の減収となるとしている。また、微星科技(マイクロスター・インターナショナル、MSI)、技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)、精英電脳(ECS)の同期売上高も10~20%減との予測を示した。

 なお、マザーボード各社によるインテルのチップセット発注減については、次世代製品の発表が遅れていることも要因となっているが、第2四半期の販売不振による在庫水準上昇が主因との見方だ。