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洋華光電が日AISに出資へ、ガラスタッチパネルを確保【表】


ニュース 電子 作成日:2010年6月9日_記事番号:T00023283

洋華光電が日AISに出資へ、ガラスタッチパネルを確保【表】

 
 タッチパネル最大手、洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)は、日本のカラーフィルター(CF)および静電容量方式ガラスタッチパネルメーカー、エーアイエス(AIS、青森県上北郡六ヶ所村・花田俊郎社長)に出資し、同社からタブレット型パソコン用の静電容量方式中型ガラスタッチパネルの供給を受けることで投資意向書を交わした。両社の6月中旬の董事会、取締役会を経て実施される予定だ。9日付電子時報が報じた。
 
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 洋華光電によると、今後AISの株式1割を2億台湾元(約5億6,500万円)以下で取得。AISは第3世代工場の生産能力の4分の1に当たる、10インチガラス基板で月間約16万枚分を、洋華光電向けに充てることになる。洋華光電は第4四半期から、静電容量方式の中型ガラスタッチパネルを出荷する予定だ。

 洋華光電によると、AISは米アップルのスマートフォン「iPhone」初代機種に投影型静電容量方式タッチパネルを供給。カラーフィルターの顧客には、三菱電機、サムスンモバイルディスプレイ(SMD)、セイコーインスツルメンツ、カシオ、凌巨科技(ジャイアントプラス・テクノロジー)、勝華科技(ウィンテック)などが含まれる。