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航空大手2社、5月売上高が過去最高に【図】


ニュース 運輸 作成日:2010年6月10日_記事番号:T00023296

航空大手2社、5月売上高が過去最高に【図】

 
 中華航空(チャイナエアライン)と長栄航空(エバー航空)の5月売上高はともに過去最高を記録し、景気回復に伴い航空業界の事業環境が大きく改善したことが示された。10日付工商時報が伝えた。
 
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 中華航空の同月売上高は前月比7.7%増、前年同月比74.47%増の121億3,600万台湾元(約3,410億円)。利益も過去最高となったもようで、アイスランドの火山噴火による航空ダイヤの乱れや、タイの暴動などのマイナス要因が落ち着いたこと、および上海万博開幕もあって中台路線が好調なことが要因だ。証券会社では第2四半期利益は30億元以上、通年では110億元以上となり、38億元の損失を記録した昨年からの大幅改善を見込んでいる。

 中華航空は、航空市場の好況および中台路線の増便需要を受けて、今年10月から大型ジェット旅客機エアバスA330を長期リースにより導入し、2011と12年にも1機ずつ追加導入する。

 エバー航空の5月売上高は、前月比5.22%増、前年同月比73.17%増の90億100万元だった。