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遠東集団の小売事業、今年は中台で1千億元超も【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年6月10日_記事番号:T00023297

遠東集団の小売事業、今年は中台で1千億元超も【図】

 
 遠東集団(ファーイースタン・グループ)が中台で展開する小売事業、▽遠東百貨(ファーイースタン・デパートメントストアズ)▽太平洋そごう▽量販店の愛買(aマート)▽中国太平洋百貨▽中国遠東百貨──を合わせた売上高について、証券会社は、昨年の計988億台湾元から今年は1,000億元(約2,800億円)を超える可能性があると予測している。10日付蘋果日報が伝えた。
 
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 台湾では、遠東百貨の上半期売上高が108億元程度、通年で9.9%成長の244億元と見込まれ、太平洋そごうは通年で、過去最高を記録した昨年の353億7,700万元から6.9%増の378億元を目指す。

 一方中国では、今年北京市と江蘇省無錫市で新店舗がオープンするほか、来年は四川省成都市にも店舗を新設する。今後は内陸や中堅都市にも店舗網を拡げる予定だ。

 なお、現在法廷で争われている太平洋そごうの経営権問題について徐旭東・遠東百貨董事長は、経営権奪還を目指す太平洋建設の章一族に対し「会社が倒れそうなとき、いったい何をした」と強く非難し、こうした問題を解決する「商業法廷」の整備を政府に呼び掛けた。