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高度医療患者受け入れ不足、馬偕医院など名指し


ニュース 医薬 作成日:2010年6月10日_記事番号:T00023299

高度医療患者受け入れ不足、馬偕医院など名指し

 
 楊志良・行政院衛生署長は9日、本来高度医療を必要とする患者を受け入れるべき医学中心(医学センター)で、重症患者の受け入れ態勢が十分に整っていないとして、馬偕紀念医院台北院区、中山医学大学附設医院(台中市)、台北市立万芳医院、国泰総合医院(台北市)の4病院を名指しで批判した。10日付中国時報が伝えた。

 衛生署は台湾全土の医学センター19カ所での入院ベッド待ちの現状を調べるため、医療資源の投入量を示す指標のケースミックス・インデックス(CMI)を用い、分析を行った。この指標は全体平均を1とし、指数が高いほど重症患者の受け入れ能力が高いことを示す。

 衛生署は医学中心のCMIを1.2以上とするよう指導しているが、分析の結果、4病院のCMIは1.1以下であることが判明した。

 楊署長は「医学センターとしての資格を全く満たしていない」と述べ、改善が必要との認識を示した。