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日勝生活科技と甲山林、南港機廠開発でも提携


ニュース 建設 作成日:2010年6月10日_記事番号:T00023301

日勝生活科技と甲山林、南港機廠開発でも提携

 
 不動産開発の日勝生活科技(ラジウム・ライフ・テック)と甲山林集団は9日、台北市の都市交通システム(MRT)の南港機廠(南港車両基地)敷地内での住宅物件開発で提携することを明らかにした。販売物件の総面積は2万4,890坪、販売総額は200億台湾元(約561億元)を見込む。10日付工商時報が伝えた。

 両社は同日、MRT新店線小碧潭支線の小碧潭駅周辺開発プロジェクト「美河市」で物件が完売したことを明らかにした。販売総額は290億元で、同物件は2年後に完成し、日勝には100億元の利益貢献が見込まれる。南港機廠の開発プロジェクトは、両社による2件目の共同事業となる。

 南港地区では建設各社による大型開発案件が相次いでいるが、日勝と甲山林は今年第4四半期にも南港機廠プロジェクトで、激戦区に参入する。

 金融業界は南港機廠プロジェクトの収益性を高く評価しており、兆豊国際商業銀行などが100億元規模の協調融資に強い関心を示している。