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豊泰のインド工場、第2・第3期拡張を計画


ニュース その他製造 作成日:2010年6月10日_記事番号:T00023302

豊泰のインド工場、第2・第3期拡張を計画

 
 ナイキのスポーツシューズの6分の1を受託生産する製靴大手の豊泰企業は今後、インド工場を成長力の主軸ととらえ、第1期工場の生産ライン15本をすべて年内に稼動させるほか、第2期拡張の準備も進めており、将来的には第3期拡張も実施する計画だ。10日付工商時報が伝えた。

 豊泰のインド工場は現在、月産50万足。同社の靴出荷量全体に占める割合は、昨年の5%から今年は10%まで拡大する見通し。同社インド工場への累計投資額は4,000万米ドル(第1期、第2期含む)だが、第3期までの拡張で6,400万米ドルとなる見通しだ。

 一方、昨年の靴出荷量の51%を占めたベトナム工場では現在、Dona Standard Footwear工場の第2期拡張を行っているが、新ライン12本が量産に入る来年以降、同国での生産能力拡充は行わない方針だ。

 なお、ナイキは2015年に売上高を09年比で42%成長させることを目標としており、豊泰の業績成長にもつながりそうだ。