ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

裕隆集団、EV電池向けサービス会社設立


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年6月10日_記事番号:T00023305

裕隆集団、EV電池向けサービス会社設立

 
 自動車大手、裕隆汽車は9日、3億台湾元(約8億4,000万円)を投じ電気自動車(EV)用電池の充電、交換、リース、メンテナンスなどのサービスを提供する新会社、裕隆電能を設立すると発表した。10日付工商時報が伝えた。

 裕隆電能は集団が100%出資する傘下企業とし、董事長には陳国栄・裕隆汽車総経理が就任する。サービス拠点は当初、集団傘下のブランド、「LUXGEN(納智捷)」と「tobe(酷比)」の販売拠点5カ所を利用する。

 裕隆電能の設立は、経済部が3年以内に台湾10都市のモデル地区で計3,000台のEV普及を目指し計画する「智慧電動車発展策略行動方案」(スマート電動車発展戦略アクションプラン)の7月1日からの実施に合わせたもの。台湾電力や台湾中油での充電スタンド設置に時間がかかる見通しのため、裕隆の販売拠点で先行して電池の充電およびリース業務が提供されることとなった。