ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台湾製中国車「奇瑞フレッシュ」、安値で出足好調【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年6月10日_記事番号:T00023307

台湾製中国車「奇瑞フレッシュ」、安値で出足好調【表】

 
 太子汽車集団傘下の勝栄汽車は、今月4日から中国自動車大手、奇瑞汽車(チェリー)の小型車「フレッシュ」(排気量1,300cc)を発売し、既に200台の予約が入るなど、好調な滑り出しを見せている。10日付経済日報が伝えた。
 
T000233071

 
 フレッシュは台湾で組み立てられており、マニュアル(MT)、オートマチック(AT)の両仕様がある。AT車では市場で最安値となる39万8,000台湾元(約112万円)で販売されている。勝栄汽車は中型車「アポラ」(同2,000cc)も同時発売したが、フレッシュの売れ行きに最も期待をかけている。

 同社の連佩斌執行長(CEO)は「フレッシュは中国車だが、台湾で組み立てられており、多くの部品は台湾企業の金型で生産したものだ。台湾での生産分は中国仕様とは異なる」と説明した。

 一方、ライバルの裕隆酷比汽車は、中国の吉利汽車と開発した低価格車「tobe(酷比)」の初モデル「M'car」(同1,300cc)の納車を5月から開始し、予約台数はこれまでに1,700台に達した。