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陳水扁前総統、二審で懲役20年の減刑判決


ニュース 社会 作成日:2010年6月11日_記事番号:T00023327

陳水扁前総統、二審で懲役20年の減刑判決

 
 前総統の陳水扁被告が総統府機密費の不正流用やマネーロンダリング(資金洗浄)などの罪で起訴されている裁判で、台湾高等法院は11日、陳被告に懲役20年、妻の呉淑珍被告に同20年の減刑判決を下した。昨年9月の一審判決では陳被告、呉被告ともに無期懲役だった。陳被告に対する罰金額も1億7,000万台湾元(約4億8,000万円)と、一審の2億元から軽減された。11日付聯合晩報などが報じた。
 
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裁判所の前には多くの支持者が集まり、一昨年11月以来拘留が続いている陳前総統の早期保釈を訴えた(11日=中央社)
 
 陳水扁被告の長男の陳致中被告も懲役1年2月と、一審の2年6月から減刑されたが、資金洗浄事件で主導的な役割を果たしたという判断から執行猶予は付かなかった。

 なお、大手ケーブルテレビ局、TVBSの報道によると、陳水扁被告は二審判決の内容に落胆した様子だったということで、引き続き最高法院に上告するとみられる。