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観光ホテルの5月売上高、高水準続く


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年6月11日_記事番号:T00023331

観光ホテルの5月売上高、高水準続く

 
 大型観光ホテルを運営する晶華国際酒店集団(フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ)、国賓大飯店(アンバサダー・ホテル)、六福開発の5月売上高は、景気回復に伴う個人消費の拡大、海外からの観光客やビジネス客の増加により4月に続いて高水準となった。11日付工商時報が報じた。

 晶華国際の5月売上高は前月比1%増、前年同月比24.4%増の2億9,700万台湾元(約8億3,000万円)。国賓大飯店は前月比4.5%増、前年同月比8.1%増の2億1,500万元。六福開発は前月比0.76%減、前年同期比1.73%増の1億8,560億元となった。

 平均宿泊料金は、台北晶華酒店(グランド・フォルモサ・リージェント・タイペイ)が5,330元と、前年同月の5,082元から5%上昇。台北国賓大飯店(台北アンバサダー・ホテル)は前年同月から10%上昇の3,200元、六福皇宮飯店(ザ・ウェスティン・タイペイ)は5,600元となった。客室稼働率も上昇しており、台北晶華酒店と六福皇宮飯店はともに80%前後となっている。

 第3四半期は、6月14日の台北松山空港と上海虹橋国際空港を結ぶ直航便就航に加え、夏休みのハイシーズンを迎え、前年を大きく上回る売上高が期待できそうだ。