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フラットディスプレイ国際規格、台湾の提案が初採用


ニュース 電子 作成日:2010年6月11日_記事番号:T00023339

フラットディスプレイ国際規格、台湾の提案が初採用

 
 国際半導体製造装置材料協会(SEMI、本部米カリフォルニア州)、液晶パネル大手の友達光電(AUO)、工業技術研究院(工研院)は10日、SEMI台湾フラットパネルディスプレイ(FPD)技術標準委員会の下に、台湾のパネルメーカー、財団法人など産官学の専門家を集めて編成した作業チームが、過去1年間に提案した4項目の新国際規格が採用されたと共同発表した。台湾提案の規格が採用されたのは初めてだ。11日付電子時報が報じた。

 今回採用された規格は、画質測定関連が3項目、3D(3次元)ディスプレイ関連1項目となっている。

 羅方禎AUO技術長は、産業の共通言語と言える規格の制定を台湾が主導できるチャンスが生まれ、顧客とのコミュニケーションの円滑化に役立ち、コスト低下と品質向上にもつながるとメリットを説明した。

 SEMI台湾FPD技術標準委員会には現在、6項目の作業チームが編成されており、中でもAUOは▽発光ダイオード(LED)バックライト▽3D映像▽モアレ干渉縞▽環境コントラスト比(ACR)▽電子ペーパー──の5項目を主導するなど最も積極的な姿勢を示している。