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AUO経営陣、反トラスト法違反で起訴へ


ニュース 電子 作成日:2010年6月11日_記事番号:T00023344

AUO経営陣、反トラスト法違反で起訴へ

 
 米司法省は現地時間の10日、液晶パネル大手の友達光電(AUO)が2001年9月14日から06年12月1日にかけてパネル価格の不当な操作を行ったとして、連邦地方裁判所の陪審団が同社米国支社および幹部6人に対し反トラスト法違反での起訴を決めたと発表した。起訴されるのは当時の陳炫彬総経理(現副董事長)、熊暉・業務執行副総経理(現佳世達科技総経理)、陳来助・デスクトップディスプレイ機器事業群総経理(現総経理)ら。中央社が11日伝えた。

 同事件をめぐっては2009年2月以降、日台韓大手パネルメーカーの幹部11人が起訴されている。シャープ、日立ディスプレイズ、エプソンイメージングデバイス、中華映管(CPT)、奇美電子(チーメイ・イノルックス)などは罪を認め、合計で8億6,000万米ドルの罰金を支払った。

 AUOなどの幹部は有罪判決を受けた場合、最高で懲役10年の判決を受ける可能性がある。罰金は企業で最高1億米ドル、個人で最高100万米ドルとなる。