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鼎元光電の中国LED工場新設、福州市などと合弁交渉


ニュース 電子 作成日:2010年6月11日_記事番号:T00023348

鼎元光電の中国LED工場新設、福州市などと合弁交渉

 
 中国での生産拠点展開に積極的に取り組んでいる発光ダイオード(LED)チップメーカー、鼎元光電科技(TYNTEK)は現在、地方政府と合弁でのエピタキシャルウエハー工場設置に向け、福建省福州市などと交渉を進めており、傅佩文董事長は「年末までに計画1~2件の合意が見込まれる」としている。11日付工商時報が伝えた。

 鼎元光電が注力するLED照明分野は、中国政府も普及に力を入れており、同社が計画する工場は1件当たり有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置50~100台の導入を予定するなど大規模なものとなるもようだ。工場新設には8カ月~1年程度を要することから、来年下半期ごろの操業開始を見込む。

 同社はまた、陝西省西安市の陝西神光新能源科技と合弁で設立したLED照明メーカー、西安鼎元神光光電科技が今月から量産を開始した。今年は街灯8,000基出荷を目標としている。