ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

エピタキシャルウエハーの受注、生産能力を大幅に超過


ニュース 電子 作成日:2010年6月11日_記事番号:T00023349

エピタキシャルウエハーの受注、生産能力を大幅に超過

 
 発光ダイオード(LED)川上メーカーの晶元光電(エピスター)と璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)の関係者は10日までに、エピタキシャルウエハー・チップの受注量が生産能力を30~40%超えていることを明らかにした。11日付経済日報が伝えた。

 エピスターの周銘俊総経理は「現在受注量が生産能力を40%以上上回っており、毎月生産能力を拡大することで、顧客需要を満たしている」と述べ、年内はフル稼働の状態が続くとの認識を示した。

 周総経理は「LEDチップの主要製造設備、有機金属気相エピタキシ(MOCVD)装置の不足はもはや問題ではなく、サファイア基板や特殊ガスの供給不足で、一部業者がMOCVD装置の稼働を中断しなければならない状況だ」と説明した。

 フォルモサの広報担当者は、「受注量が生産能力を30~40%上回っており、今後数カ月で生産能力を増強する。売上高は月ごとに伸びが期待できる」と述べた。