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台北松山〜上海虹橋線が就航、中台2大都市が「1日生活圏」に


ニュース 運輸 作成日:2010年6月14日_記事番号:T00023360

台北松山〜上海虹橋線が就航、中台2大都市が「1日生活圏」に

 
 台北松山空港と上海虹橋国際空港を結ぶ中台直航便の第1便となる中華航空(チャイナエアライン)「CI-201」便が、14日午前8時45分に松山空港を離陸、同10時30分に虹橋空港へ到着した。同路線の就航により、台北市と上海市が1時間45分で結ばれ「1日生活圏」を形成することになる。14日付経済日報などが報じた。
 
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松山~虹橋直航第1便に乗り込む郝龍斌台北市長。同便には市政府や交通部の職員約100人に加え、ビジネスパーソンなど約50人が搭乗し満席となった(14日=中央社)
 
 今後同路線は、中台航空会社が毎週各14便ずつを運航することになるが、台湾~上海便は座席の供給不足が深刻で、松山~虹橋線で週100便増便しなければひっ迫状況は緩和されないと航空会社はみている。

 松山空港は、今年10月31日に羽田空港とを結ぶ路線の開設が決まっており、協議中のソウル金浦国際空港を加え、日台中韓の4大都市を結ぶ「首都ビジネス空港」への転換に向け第一歩を踏み出した形だ。交通部民用航空局(民航局)によると、松山空港には多くの海外航空会社が乗り入れを求めているが、東アジアの首都および商業都市のみを乗り入れ対象とする方針の下、その他の国際空港への就航は拒否している。