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バイオ医薬品業界、新規参入相次ぐ


ニュース 医薬 作成日:2010年6月14日_記事番号:T00023361

バイオ医薬品業界、新規参入相次ぐ

 
 台湾のバイオ医薬品業界では、台湾東洋薬品工業(TTYバイオファーム)と晟徳大薬廠(センター・ラボラトリーズ)がこのほど、中国江蘇省蘇州市でがん治療薬を合弁生産する方針を明らかにするなど、新規参入が相次いでいる。14日付工商時報が伝えた。

 現在、台湾では約20社が遺伝子組み換えタンパク質を使った医薬品やモノクローナル抗体などの開発を進めている。このほか、最近はバイオ医薬品の潜在性に着目し、低分子医薬や漢方薬を主力とする基亜生物科技(メディゲン・バイオテクノロジー)、合一生技(ワンネス・バイオテク)、台湾神隆(サイノファーム・タイワン)、TTYバイオファームなどが相次いで新規参入している。

 市場調査会社のエバリュエート・ファーマによれば、2014年には世界の主要医薬品100種の半数以上、上位10種のうち7種をバイオ医薬品が占めるとみられ、今後もバイオ医薬品市場への参入や投資拡大が相次ぐ見通しだ。