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正隆紙業の新董事長、35歳女性の鄭舒云氏に


ニュース その他製造 作成日:2010年6月14日_記事番号:T00023363

正隆紙業の新董事長、35歳女性の鄭舒云氏に

 
 製紙大手の正隆紙業は11日行われた役員改選で、董事長に鄭舒云氏を選出した。鄭新董事長は35歳、鄭政隆・前董事長の子供4人のうち2番目(長女)で、副董事長には3番目の鄭人銘氏(二男、33歳)が選出された。前董事長はグループ総裁に就任する。12日付経済日報が伝えた。

 鄭舒云新董事長は「経営陣の陣容は変わらず、進行中の事業計画は継続する」と、経営方針が変わらないことを強調した。

 新董事長は正隆に入社して約10年、2004年からは副董事長に就任し、5年間最前線で指揮を執ってきた。77歳の前董事長は2年ほど前から世代交代を計画していたが、金融危機の影響で時期をやや遅らせたという。

 製紙業界は従来、男性主導の色合いが濃かったが、ここ数年で永豊餘集団の邱秀瑩董事長、中国最大手、玖龍紙業の張茵董事長と中台でトップに女性の就任が相次いでいる。また正隆紙業の鄭舒云氏は、3社の中でも最も若い女性董事長となる。