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新車販売6月上旬は前年比1割減、下半期見通しに赤信号【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年6月14日_記事番号:T00023367

新車販売6月上旬は前年比1割減、下半期見通しに赤信号【表】

 
 交通部数拠所の統計によると、6月上旬(1~10日)の新車登録台数は5,076台で、前月同期比では51%の増加となったものの、前年同期比では今年に入って初めてのマイナスとなる10%減を記録した。自動車販売業者は、比較対象となる昨年は1月に導入された貨物税減税措置が効果を発揮し始めた6月以降に数値が高くなったが、今年は同措置が打ち切りとなって効果が見込めず、今後の経済見通しにも不確定要素が多いことから、下半期の新車販売年成長率は小幅なマイナスとなると予測している。14日付経済日報などが報じた。
 
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 ブランド別の6月上旬の新車登録台数は、和泰汽車が販売するトヨタが前年同期比42.1%減の1,341台、三菱車が同14.5%減の798台と、シェア上位2ブランドがともに10%を超える減少となり、市場全体の前年比マイナスの主因となった。

 ただ自動車販売業者は、毎月上旬は概して販売台数が少なく、販売報奨金が支給される夏季商戦がまだ終わっていないため6月末には状況が一変する可能性があり、今後市場がどのように変化するかは、もうしばらく観察が必要としている。