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フォルモサ・エピタキシー、韓国企業向けに出荷


ニュース 電子 作成日:2010年6月14日_記事番号:T00023378

フォルモサ・エピタキシー、韓国企業向けに出荷

 

 璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)の簡奉任董事長は、マイクロプロジェクターに応用可能な高輝度緑色エピタキシャルウエハーを、5月から韓国企業向けに出荷を開始したことを明らかにした。12日付工商時報が伝えた。

 同社は今年末時点で緑色エピタキシャルウエハーが月間売上高に占める比率が10%の7,000万~8,000万台湾元(約2億~約2億2,700万円)、出荷量が月100万個以上に達するとみている。

 同社は米発光ダイオード(LED)メーカーのルミナス・デバイセズから台湾企業で唯一、マイクロプロジェクターに応用可能な「V-GaN」と呼ばれる特許の使用権を獲得している。応用先としては、携帯電話内蔵型と手持ち式のマイクロプロジェクターが見込まれる。

 簡董事長は「単価はライバルのオスラムの90元よりも安い。マイクロプロジェクター市場の成長で恩恵を受けることになる」と述べた。