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ECFA交渉結果、「台湾やや有利」=呉行政院長【表】


ニュース その他分野 作成日:2010年6月15日_記事番号:T00023389

ECFA交渉結果、「台湾やや有利」=呉行政院長【表】

 
 呉敦義行政院長は14日、中台が基本合意した海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)のアーリーハーベスト(関税の早期引き下げ)について、対象品目が台湾側の対中貿易総額に占める比率が12.5%に達する点を挙げ、「台湾側にやや有利なものだ」と交渉結果を評価した。15日付経済日報が伝えた。
   
 台湾側の対中輸出における対象品目が500品目に決まったことについては、「500品目といっても、輸出量が少ないものもあり、品目数はそれほど重要ではない」と語った。

 呉行政院長はまた、中国の対台湾輸出におけるアーリーハーベスト対象品目について、台湾側は100品目に同意したが、最終的には中国側の求めに応じ、100~200品目の間まで上積みを図り、「ギブ・アンド・テイク」を図ると説明した。  交渉の進展状況について、呉行政院長は「アーリーハーベストの対象品目をめぐる対立点は既に最小化された。モノの部分は30品目が第4回交渉に持ち越される」と説明した。
 
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