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セキュリティ産業の発展、OEMから推進


ニュース 商業・サービス 作成日:2007年8月28日_記事番号:T00002339

セキュリティ産業の発展、OEMから推進

 
 台湾セキュリティ産業の振興を目指す経済部工業局安全産業推進事務所の李昌平プロジェクト主任は27日、まず製品のOEM(相手先ブランドによる生産)とブランド代理販売から市場に参入し、ゆくゆくは台湾メーカーによる自社ブランド立ち上げる、との構想を語った。2015年をめどに世界市場で3位に入るブランド確立と、少なくとも6項目の製品の生産額を世界一とすることが目標だ。

 セキュリティ産業の世界市場の昨年の生産額は1,850億米ドルで、台湾の占める割合はまだ1.3%。工業局は生産額を今年の800億元(約2,803億円)から、来年は6割増の1,300億元に引き上げたいとしている。米タイコエレクトロニクス、ゼネラル・エレクトリック(GE)など業界大手が、これまで崇越科技(トプコ・サイエンティフィック)、研華(アドバンテック)などのメーカーと商談を行っており、産業連盟を立ち上げてこうした地場メーカーを組み込み、業界の規模拡大を図る考えだ。

 産業連盟は、防犯、国防、作業安全・消防、情報通信における安全、システム統合の5大分野で組織する計画。28日付工商時報が報じた。