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松山空港、低処理能力に不満続出


ニュース 運輸 作成日:2010年6月15日_記事番号:T00023390

松山空港、低処理能力に不満続出

 
 上海虹橋空港との直航便就航が実現した台北松山空港は初日の14日、虹橋からの旅客機2便が同時に到着しただけで手荷物の処理能力が一気に低下する事態が起き、利用客から不満が続出した。15日付蘋果日報が報じた。
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松山空港の設備と処理能力は、上海万博を機に整備が進んだ虹橋空港に比べると大幅に見劣りするという(中央社)
 
 同日午後1時ごろ、虹橋発の復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)便と中国東方航空(チャイナ・イースタン・エアラインズ)便が、復興航空便の遅れにより相次いで到着した。この際、松山空港は一度に多くの手荷物を取り扱うことになったため、ターンテーブルに乗せて利用客に受け渡す時間が大幅に遅れた。このため、あるビジネスマンが「直航で短縮された時間がすべて荷物待ちに費やされることになった。話にならない」と訴えるなど、不満が相次いだ。

 松山空港は、現在の30メートルおよび42メートルの長さのターンテーブルを、それぞれ50メートル、60メートルに延長して、手荷物処理能力を改善する方針だ。

 松山空港では同日、ターミナルビルのレストラン「美人蕉」で、ラーメンにゴキブリが混入しているのが見つかる騒ぎもあった。同レストランは過失を認め、15日に全面的に消毒を行うこととなった。