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台北松山〜上海虹橋便、高い運賃が不評【表】


ニュース 運輸 作成日:2010年6月15日_記事番号:T00023392

台北松山〜上海虹橋便、高い運賃が不評【表】

 
 14日に就航した台北松山空港と上海虹橋国際空港を結ぶ中台直航便は、航空会社が14日間有効の航空券を1万3,710~1万7,400台湾元(約3万9,000~4万9,000円)のキャンペーン価格で販売しているが、実際には1万5,000元以上、高い場合は2万元以上で売買されており、「香港行きより20分長いだけなのに運賃は倍以上する」などと利用者から不満が噴出している。14日付聯合晩報などが伝えた。
 
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 交通部民用航空局の李龍文局長は、「上海便はもともと需要が多く、さらに5月開幕の上海万博が重なり、座席確保が困難となっている」と説明し、今後、上海浦東発着便が増便となれば、自然と運賃は下がるとの見方を示した。ただ航空会社と料金について交渉を行うとも語った。

 一方、航空会社は、航空券代金は市場メカニズムによって決まるとの立場だ。

 なお、ビジネス利用客にとって、台北松山~上海虹橋便は、従来の桃園空港~上海浦東空港直航便より、両市間の往来で3時間短縮できるため利便性には変え難いとする見方もあり、今後1週間の予約率は9割以上に上っている。