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富邦集団、韓国ロッテと提携し百貨店参入か


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年6月15日_記事番号:T00023396

富邦集団、韓国ロッテと提携し百貨店参入か

 
 「momo百貨」のブランドで年内にも百貨店事業に参入する富邦集団は、経営ノウハウを吸収するため、韓国のロッテ百貨店との提携を検討しているもようだ。15日付工商時報が伝えた。

 富邦集団にはテレビショッピングの「momo購物台」から店舗型の小売り業態へと事業を拡大しており、百貨店事業への参入はその集大成となる。しかし、百貨店の事業経験がないため、提携パートナーを模索していた。一方、ロッテ百貨店は現在、韓国の国内市場が飽和しつつあるため、中国など海外市場への進出に力を入れている。

 momo百貨は、台北市南京東路と敦化北路の交差点にある旧環亜生活購物広場(アジアワールド・ショッピング・モール)に今年10月にも1号店を出店する。このほか、信義計画区でもA10区画に高層ビルを建設する計画で、中低層フロアには2013年をめどにmomo百貨を出店する計画だ。

 旧環亜生活購物広場に関しては、隣接する王朝大酒店(サンワールド・ダイナスティーホテル台北)と共同で都市再開発事業を進めることも検討されたが、協議が不調に終わったため、富邦集団は独自に現状の建物を改装し、momo百貨の出店を決めた経緯がある。