ニュース 商業・サービス 作成日:2010年6月15日_記事番号:T00023398
中台およびアジア観光産業の見通しを好感する長栄集団(エバーグリーン・グループ)は、海運、空運、ホテルなどのグループのリソースを統合した旅行サービスの提供を目指し、その第一歩として傘下の長栄酒店国際連鎖(エバーグリーン・インターナショナル・ホテルズ)で、高雄、上海、北京、東京、ベトナム、シンガポール、マレーシアのクアラルンプールなどアジア10カ所で新たにホテルをオープンさせる計画だ。投資額は100億台湾元(約283億円)以上に達する見込みだ。15日付経済日報が伝えた。
長栄集団の許秉勲・国際連鎖旅業本部副総経理によると、上海で2013年第2四半期オープン予定としているほかは、現在用地を探している段階だ。なお新規開業するホテルは、すべてグループ内で投資・運営を行い、外部には委託しない方針だ。
長栄集団は、傘下の長栄航空(エバー航空)や立栄航空(ユニー航空)、長栄国際儲運が運営する長栄巴士(空港バス)などとホテルを合わせ、全旅程を自社グループでカバーするサービスを提供していきたいとしている。旅行者とじかに接することで、観光客に関するより多くの情報が収集できるとの考えだ。
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