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LUXGEN販売好調、来年損益均衡へ【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年6月15日_記事番号:T00023404

LUXGEN販売好調、来年損益均衡へ【表】

 
 自動車大手、裕隆汽車集団の自社ブランド、「LUXGEN(納智捷)」の販売が好調だ。陳国栄同社総経理は、現在発売中の2車種、7人乗りMPV(多目的車)「LUXGEN7 MPV」とスポーツ多目的車(SUV)「LUXGEN7 SUV」の累計受注台数が8,000台を超え、黒字化を前倒しで達成できそうだと語った。なお、昨年同ブランド事業は4億台湾元(約11億元)以上の赤字となったが、証券会社は、遅くとも来年には損益均衡に達し、再来年に黒字化を果たすと予測している。15日付蘋果日報が報じた。
 
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 陳総経理によると、「MPV」は発売(2009年8月)当初、毎月200台の販売を目標としていたが、現在は同500台前後を維持しているという。また今年5月の「SUV」発売後も「MPV」の売れ行きは鈍っておらず、これまでの累計販売台数は5,200台に上っている。なお、「SUV」の累計販売台数は既に2,800台に迫っている。

 また同集団もう一つの自社ブランドで、中国の吉利汽車(浙江省)との技術提携により開発した低価格車を販売する「tobe(酷比)」も、先ごろ納車を開始した第1号モデル「M'car」の受注が累計1,800台に達しており、陳総経理は今後も好調が続くとみている。