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ウィストロンが佳龍に出資、貴金属回収に参入へ


ニュース 電子 作成日:2010年6月15日_記事番号:T00023408

ウィストロンが佳龍に出資、貴金属回収に参入へ

 
 貴金属回収の佳龍科技工程(スーパードラゴン・テクノロジー)は14日の株主総会で、ノートパソコン受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)から持ち株比率5.2%(540万株)に当たる2億4,300万台湾元(約6億9,000万円)の出資を受けたことを報告した。また同日の役員改選では、ウィストロンから董事1人を受け入れることが決まった。両社の提携モデルは明らかにされていないが、早ければ第4四半期にも中国江蘇省昆山市、チェコ、メキシコなどに金属精錬所を合弁で設立するとみられる。15日付電子時報などが報じた。

 ウィストロンは、▽中国▽日本▽シンガポール▽インド▽フィリピン▽米国ダラス▽オランダ▽チェコ▽メキシコ──などにノートPC修理センターを設置しており、今後これら拠点で回収したノートPCから、佳龍の技術で金属を抽出し、部品材料に再利用するものとみられる。これらのリサイクル部品は広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)などに販売することも可能と考えられる。