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光学式インセルタッチパネル、AUOと奇美電がQ3量産か


ニュース 電子 作成日:2010年6月15日_記事番号:T00023410

光学式インセルタッチパネル、AUOと奇美電がQ3量産か

 
 光学式タッチスクリーンの世界大手、ネクストウインドウは、液晶パネルにタッチセンサーなどを組み込む「インセル方式」を導入し、台湾の液晶パネル大手2社と製品開発に取り組んでおり、第3四半期末にも量産開始、年内に発売できるとしている。提携相手は友達光電(AUO)、奇美電子(チーメイ・イノルックス)とみられる。15日付電子時報が報じた。

 ネクストウインドウは、インセル方式のタッチパネルの利点として、保護ガラスが不要でコストを削減できるほか、最終製品の組み立て時に製造工程を短縮でき、生産効率が高まることを挙げた。オールインワン(モニター一体型、AIO)パソコンや液晶モニターへの応用が主となるとみられる。

 なお、下半期に発売されるオールインワンPCの大半にタッチパネルが搭載される見通しとなっているが、短期間では揺るぎようのないコスト面での優位性を持つ光学式タッチパネルが市場をほぼ独占しそうだ。