ニュース 建設 作成日:2010年6月17日_記事番号:T00023422
郷林建設の頼正鎰董事長は16日、中国山東省青島市での高級リゾートホテル、涵碧楼(ザ・ラルーホテル)建設に向けた現地法人「鼎林置業」(青島)設立が、経済部投資審議委員会(投審会)の認可を受けたことを明らかにした。涵碧楼中国第1号店となる青島涵碧楼は既に4月に着工、2012年3月の竣工を予定しており、今後年間1億5,000万台湾元(約4億2,000万円)の収益を郷林建設にもたらすと見込まれる。17日付経済日報が報じた。
鼎林置業の初期資本金は2,000万米ドル。建設業の中国での開発投資に対する認可は、遠雄集団(ファーグローリー)による中国天津市での住宅開発プロジェクト「天津生態城(天津エコシティ)」に続き2件目だ。
なお郷林建設は、今後3年内に瀋陽、天津、北京、上海、武漢、南京、アモイなど中国全土30カ所に涵碧楼を展開する計画で、うち15カ所については既に計画が始動しているという。1軒当たりの投資額は10億~30億元となる見込み。
頼董事長によると、中国での投資計画に備えて外資との提携を模索しており、間もなく香港または中国大陸で100億~200億元規模のファンド設立を申請する考えだ。
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