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中華汽車初の電動バイク、26日に発売


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年6月17日_記事番号:T00023438

中華汽車初の電動バイク、26日に発売

 
 中華汽車工業は15日、リン酸鉄リチウム電池を採用した同社初の電動バイク、「e-moving」2車種を発表した。価格はそれぞれ5万2,800台湾元(約15万円)と5万6,800元で、今月26日に全土300店以上の拠点で一斉発売、年内に5,000台の販売を目指す。16日付経済日報が伝えた。
   
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中華汽車の電動バイク「e-moving」。約2時間の充電で最長40kmの走行が可能。燃料コストはガソリンの10分の1だという(同社提供)

 中華汽車の劉興台執行副総経理は、各国が普及に力を入れる電気自動車(EV)の商品化には2~3年かかるため、短期間で商品化が可能な電動バイクからの参入を決定したと説明した。また、電池コストが製品コストに占める割合は電気自動車の場合6割だが、電動バイクは3割に抑えられ、比較的短い期間での利益計上が見込めると指摘した。

 同社はまた、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の長源科技と共同で、年末までに電気自動車向けのリチウム電池を開発し、今後の主要事業の1つとしたい方針だ。