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富士康関連企業、秦皇島に相次ぎ進出か


ニュース 電子 作成日:2007年8月28日_記事番号:T00002345

富士康関連企業、秦皇島に相次ぎ進出か

 
 鴻海精密工業系列で携帯電話部品大手の富士康科技集団(フォックスコン)はこのほど、中国河北省東部の秦皇島市に本格進出するのを前に、取引業者160社を対象に視察ツアーを行った。同市では今後、富士康に追随する形で投資ラッシュが予想される。28日付経済日報が伝えた。

 富士康は、秦皇島開発区西区で面積3平方キロの用地に、プリント回路基板の開発拠点や同省北戴河にあるナノテク開発拠点の関連部門を設ける計画だ。投資額は10億米ドルを見込む。

 ただ、富士康関係者は「建設中の工場はプリント基板工場2カ所だけで、その他の投資案件については環境アセスメントや土地確保も済んでおらず、市政府の同意も得られていない」と話している。台湾企業進出は富士康の投資動向をにらんだ動きとなりそうだ。