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IT機器販売のシネックス、中国で物流センター19カ所新設


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年6月18日_記事番号:T00023455

IT機器販売のシネックス、中国で物流センター19カ所新設

 
 IT(情報技術)機器販売大手の聯強国際(シネックス・テクノロジー・インターナショナル)は、今後2年で60億台湾元(約170億円)を投じ、中国全土に新たな物流センター19カ所を設置する。18日付旺報が伝えた。

 同社は特に中国での流通網整備に注力しており、昨年末までに上海や南京(江蘇省)、北京、成都(四川省)、瀋陽(遼寧省)の5カ所で物流センターを運営している。現在は上海(第2期)、天津、杭州(浙江省)で建設を進めているほか、西安(陝西省)や青島(山東省)、福州(福建省)でも設置を計画しているとされる。今後は中堅都市から小都市まで、市民の消費拡大に合わせてネットワークを拡大する考えだ。

 また、中国で労働者の給与水準が上昇していることについて同社主管は、「底辺労働者の購買力が向上するのはよいこと」と指摘し、3C(コンピュータ、通信、家電)などの消費拡大に期待を示した。

 また同社は18日、宏達国際電子(HTC)製品のオーストラリアでの販売代理権を獲得したことを明らかにした。同社が豪州で携帯電話ブランドの販売代理権を獲得したのは初めてだ。