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マザーボードのギガバイト、中〜上位クラスに注力【図】


ニュース 電子 作成日:2010年6月18日_記事番号:T00023463

マザーボードのギガバイト、中〜上位クラスに注力【図】

 
 マザーボード(MB)大手の技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)は、今年も自社ブランドマザーボードでミドル~ハイエンド機種市場におけるシェア拡大に努め、利益率で他社に差を付けたい考えだ。18日付電子時報が報じた。
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 ギガバイトの自社ブランドMB出荷は、今年通年で1,800万枚以上が見込まれる。華碩電脳(ASUS)に200万~300万枚差まで迫り、1,000万枚以下の微星科技(マイクロスター・インターナショナル、MSI)、華擎科技(アスロック)、精英電脳(ECS)、映泰(バイオスター)との差を広げる見通しだ。

 なお、2009年のギガバイトのブランドMB出荷は1,701万枚で、OEM(相手先ブランドによる生産)を合わせた約1,800万枚の9割以上を占めた。

 同社が17日の株主総会で承認を受けた09年決算は、▽売上高、439億1,400万台湾元(約1,240億円、前年比4.1%減)▽純利益、20億3,900万元(78.82%増)──。今年は、売上高の65%を占めるマザーボードのほか、携帯電話やノートパソコン事業を黒字化し、ネットワーク機器やサーバー事業もODM(相手先ブランドによる設計・製造)受注や自社ブランド強化に努める構えだ。