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タッチパネルのウィンテック、iPhone 4に70%供給【表】


ニュース 電子 作成日:2010年6月18日_記事番号:T00023465

タッチパネルのウィンテック、iPhone 4に70%供給【表】

 
 米アップルのスマートフォン「iPhone」やタブレット型パソコン「iPad」のタッチパネルサプライヤーとして知られる勝華科技(ウィンテック)の黄顕雄董事長は17日の株主総会で、顧客名は出さなかったものの、「過去、(アップルの)需要の50%を供給していたが、現在はこれが60~70%まで拡大しており、6月になって発売されたばかりの携帯電話新機種(iPhone 4)では70%以上を供給している」と語った。また「当社は既に、静電容量方式タッチパネルで世界最大のメーカーとなった」と強調した。18日付電子時報が報じた。
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 黄董事長によると、ウィンテックは現在、単月で60億~70億台湾元(約170億~200億円)の引き合いがあるが、生産能力不足のためすべてには応じられない状況だという。ただ、中国で新たな生産ラインの拡充を行っており、9月には中国子会社、万事達液晶顕示器(広東省東莞市)で月産300万枚のラインが稼働予定だ。

 このほか東莞松山湖科技産業園区(東莞松山湖ハイテク産業団地)の工場も下半期に着工、来年第3四半期にも完成する見込みで、同工場ではタッチパネルのほか、カバーガラスも生産する計画だ。