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達虹、第6世代タッチパネル工場を建設へ【表】


ニュース 電子 作成日:2010年6月18日_記事番号:T00023466

達虹、第6世代タッチパネル工場を建設へ【表】

 
 友達集団傘下の達虹科技(CANDO)は17日の株主総会で、中部科学工業園区(中科)后里基地にタッチパネルを生産する第6世代工場を建設すると表明した。投資額70億台湾元(約198億円)で、今年下半期に着工、2012年上半期の量産を目指す。初期の月産能力はガラス基板投入ベースで5万枚で、タッチパネル工場としては台湾最大規模となる。18日付蘋果日報が伝えた。
 
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 達虹は、カラーフィルター(CF)メーカーからタッチパネルメーカーへと事業転換を図っている。現在、月産能力8万枚(ガラス基板投入枚数ベース)の4.5世代CF生産ラインをタッチパネル生産ラインへと転換を進めており、下半期に量産に入る予定だ。売上高に占めるタッチパネル事業の割合は今年下半期に50%へと、現在の35%から上昇する見通しだ。

 林正一同社董事長によると、同社のタッチパネルの歩留まり率は75%以上。今年は前年比倍増の売上高70億元を目指す。同社の5月売上高は3億5,000万元、1~5月売上高は約18億元だった。