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LEDリードフレームの一詮精密、広東に新工場建設へ


ニュース 電子 作成日:2010年6月18日_記事番号:T00023468

LEDリードフレームの一詮精密、広東に新工場建設へ

 
 発光ダイオード(LED)用リードフレーム大手の一詮精密工業はこのほど、250万米ドルを投じて中国広東省江門市に新工場を設置することを董事会で決議した。2011年下半期に稼動予定だ。18日付電子時報が報じた。

 新工場は、深圳工場、昆山工場、南京工場に次ぐ4基目で、従来型や表面実装(SMD)タイプのLEDリードフレームの生産に充てる。

 同社のSMDタイプのLEDリードフレーム月産能力は従来の11億個から現在14億~15億個まで増え、第3四半期には17億5,000万個まで拡充される予定だ。LEDランプ用リードフレームの月産能力も同期20億個まで増やす予定だ。

 同社の2009年連結売上高は、前年比7%減の44億4,500万台湾元(約125億円)、純利益は同75.5%増の6億5,400万元だった。市場では、第2四半期売上高は前期比25%増が見込まれており、ハイシーズンの第3四半期売上高も、原材料価格の上昇で粗利益率が圧迫されるが同10%成長が予想されている。