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携帯でMRT搭乗、中華電信がサービス開始


ニュース 電子 作成日:2007年8月28日_記事番号:T00002347

携帯でMRT搭乗、中華電信がサービス開始

 
 「携帯電話で都市交通システム(MRT)に乗れる)」。中華電信は27日、MRTなどのスマートカード「悠遊カード」の機能を搭載した携帯電話のサービスを、台北智慧カード票証公司、ノキアとの提携で開始した。世界で初めてNFC(近距離無線通信規格、Near Field Communication)チップを内蔵したノキアの携帯電話6131iで利用できる。

 同携帯電話はスマートカードと電子マネーの機能を持ち、金額の追加、残額の確認、電子広告のダウンロードなどができる。発売台数が限られており、台湾は500台の分配のみで、すべて中華電信が調達した。

 中華電信はまた、明基電通(BenQ)にも同社初のNFCサポート携帯電話であるT80を6,000台発注。不動産大手、遠雄集団との提携で同機を用いた2世代住宅向けのサービスを展開する。

 市場調査会社ABIによると、2012年にNFC機能サポート携帯電話の販売台数は世界で2億9,200万台に達し、携帯電話市場の20%を占めるとみられる。28日付工商時報が伝えた。