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眼鏡着用など理由に女性従業員解雇、四季飯店に処分


ニュース その他分野 作成日:2010年6月21日_記事番号:T00023477

眼鏡着用など理由に女性従業員解雇、四季飯店に処分

 
 台北市の台湾四季飯店(シーズンズ・ホテル)が女性従業員だけに眼鏡着用を認めない内規を設け、それに従わない従業員(47)を解雇した問題で、台北市性別工作平等委員会はこのほど、性差別に当たると判断を示し、市労工局は18日、ホテル側に罰金10万台湾元(約28万円)の処分を下した。19日付自由時報が伝えた。

 不当解雇を申し立てていた女性従業員は、同ホテルに3年余り勤めていたが、老眼を理由に眼鏡を着用したところ、上司から「男性は眼鏡を着用しても構わないが、女性はコンタクトレンズを使用しなければならない」との内規に反したとして、解雇を言い渡されていた。

 ホテル側は「男性の眼鏡姿は専門的な印象を与えるが、女性は異なる」などと主張したが、労工局は女性だけに眼鏡着用を認めない内規は性別工作平等法(男女雇用機会均等法に相当)に違反するとして、処分を決定した。