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桃園国際医療専区、衛生署に検討指示


ニュース 医薬 作成日:2010年6月21日_記事番号:T00023485

桃園国際医療専区、衛生署に検討指示

 
 重症治療や保健医療、観光医療の発展を主眼とした国際医療専区を桃園県内に設置する同県の計画案について、行政院が衛生署に対し実現可能性の評価を行うよう指示した。設置が決定すれば、桃園県は病院や企業の誘致を行う方針だ。21日付経済日報が報じた。

 同計画について石崇良・衛生署医事処長は、「台湾高速鉄路(高鉄)の桃園駅特定区内に設置する可能性が高い」と語った。シンガポールや計画中のドバイの例を見ても、国際医療サービスを発展させる計画では、海外とつながる交通機関、産業の集積、および観光旅行との連携などの条件が必要で、桃園駅特定区はこうした条件を備えていると指摘した。

 なお、政府は今週24日、国際医療サービス推進や台湾の国際医療ブランド確立を目的とした「台湾医療サービス国際化行動計画」を閣議決定する。同計画には4年間で1億7,000万台湾元(約4億8,000万円)が投じられる。