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デルタ、3年内にブランド製品3割を目標


ニュース 電子 作成日:2010年6月21日_記事番号:T00023495

デルタ、3年内にブランド製品3割を目標

 
 電源アダプタ最大手、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)は18日、今年を「ブランド元年」と位置付けると宣言した。鄭崇華董事長の長男、鄭平・中国地区総裁がブランド長に就任し、「自社ブランド製品の売上比率を現在の10%余りから、今後2~3年以内に30%以上に引き上げる」と意欲を示した。19日付工商時報が伝えた。

 同社は自社ブランド製品として、まず自動化設備、ネットワークや通信用電源、無停電電源システム(UPS)などを推進する方針だ。他社との差別化を図るため、主にハイエンド製品を手掛ける。

 海英俊執行長(CEO)は、これまでのODM(相手先ブランドによる設計・製造)事業は十分に成熟し、ブランド事業を発展させるべき段階に入ったと指摘。中国市場、法人を主なターゲットに展開する方針を示した。

 鄭ブランド長は、ブランド事業で将来、部品販売だけでなく、規格を制定するほか、モジュールを組み合わせたプラットフォームやソフトウエアを開発し、システムソリューションとして提供する可能性を示した。